独眼竜政宗 第3巻
第1巻で奥州王への道、第2巻で秀吉との関係を描いた本作。第3巻では関ケ原前夜から70歳で生涯を閉じるまで、伊達政宗の後半生を描きます。
仙台藩誕生の萌芽、大坂冬・夏の陣。家康・秀忠・家光という江戸幕府将軍からの信頼。
戦国時代から近世へと移り変わる中、政宗たちもまた変化していく…。
大転換のただ中にあった郷土の歴史を、鮮やかなフルカラーのマンガで綴ります。
今回ために描き下ろした新作を含め、マンガ122ページと、背景情報を開設した「楽屋」43ページ。
フルカラーのイラストは眺めるだけでも楽しく美しい仕上がりです。
さらに、登場人物年齢表や、かつてあったホームページのトップ画面を彩った表紙も収録。読み込むほどに長く楽しめるビジュアルブックとして、小学生から大人まで”地元をより深く知ることができる”シリーズです。
2011年から2021年まで10年間、地元新聞紙で連載された千葉真弓氏のフルカラーマンガに加筆修正。描きおろしの新作を含めたマンガ109ページと、資料の出典や研究紹介、フィールドノートなどを背景情報「楽屋」62ページを収録。 第2巻は小田原参陣から関ケ原前夜までを描く。
新聞連載時とは判型が異なるため、ほぼ全編改稿。マンガ内には地図などの視覚的な資料情報も掲載。 史実に基づいた最新研究を反映した内容になっています。 ルビ入りで読みやすいのも特徴。
目次
第一・二巻のあらすじ 2
人物紹介1 6
第二百二十七話 蔵王 7
第二百二十八話 白石 8
第二百二十九話 白石城合戦・壱 9
第二百三十話 白石城合戦・弐 10
第二百三十一話 白石城合戦・参 11
第二百三十二話 白石城合戦・四 12
第二百三十三話 白石城合戦・五 13
第二百三十四話 備中と小十郎 14
第二百三十五話 最上窮地 15
第二百三十六話 大坂の証人たち 16
第二百三十七話 百万石のお墨付き 17
第二百三十八話 最上・伊達対上杉 18
第二百三十九話 最上反撃! 19
第二百四十話 渦巻く時代 20
第二百四十一話 百万石の真ん中に21
第二百四十二話 石垣の城を築く 22
第二百四十三話 奥州、水面下 23
第二百四十四話 祈り 24
第二百四十五話 願い 25
第二百四十六話 名前のものがたり 26
第二百四十七話 月夜畑の弾正 27
第二百四十八話 三十五歳の手紙 28
第二百四十九話 一年戦争終結 29
第二百五十話 で、百万石だがな 30
第二百五十一話 光陰 31
第二百五十二話 関ケ原戦後処理 32
楽屋 一(第二百二十七~二百五十二話) 33
第二百五十三話 愛姫の願い 42
第二百五十四話 政宗の求人 43
第二百五十五話 亘理の新領主 44
第二百五十六話 徳川幕府誕生 45
第二百五十七話 白石城妖狐譚・壱 46
第二百五十八話 白石城妖狐譚・弐 47
第二百五十九話 よそ者がふたり 48
第二百六十話 後室たちの消息 49
第二百六十一話 豊臣のまつり 50
第二百六十二話 五郎八姫 51
第二百六十三話 天地に星を見る夏は 52
第二百六十四話 留守叔父 53
第二百六十五話 重臣失脚 54
第二百六十六話 大造営時代 55
第二百六十七話 海潮音 56
第二百六十八話 陸奥守政宗 57
第二百六十九話 大連射 58
第二百七十話 秀頼 59
第二百七十一話 木を切る、植える 60
第二百七十二話 天下普請 61
第二百七十三話 お鷹場でどっきり 62
第二百七十四話 公方様、張りきる! 63
第二百七十五話 次なる天下人 64
第二百七十六話 ビスカイノ 65
第二百七十七話 あぶれ者たち 66
第二百七十八話 天変地異 67
第二百七十九話 現ならぬぞ 68
第二百八十話 忠宗・秀宗 70
第二百八十一話 川を動かす 71
第二百八十二話 野心を載せて 72
第二百八十三話 出帆 73
第二百八十四話 慶長十九年、政宗 74
第二百八十五話 白石、景綱 重綱 75
第二百八十六話 亘理から、成実 76
第二百八十七話 和久宗友は語る 77
第二百八十八話 大坂城 78
第二百八十九話 大塹壕戦 79
第二百九十話 家康政宗会談 80
第二百九十一話 怖くて眠れない夜は 81
第二百九十二話 轟音 82
第二百九十三話 堀をすべて埋めろ! 83
第二百九十四話 再戦カウントダウン 84
第二百九十五話 政宗、手を回す 85
第二百九十六話 片倉重綱布陣す 86
第二百九十七話 激突、伊達対真田 87
第二百九十八話 成実、下知す 88
第二百九十九話 流れ尽きる星たち 89
第三百話 豊臣滅亡 90
第三百一話 泣く女 91
第三百二話 鬼小十郎 92
第三百三話 生きてゆく者 93
第三百四話 片倉景綱の眠り 94
楽屋 二(第二百五十三~三百四話) 95
第三百五話 異国の肖像 113
第三百六話 火事場の愛力 114
第三百七話 豊臣の次は政宗 115
第三百八話 告発者 116
第三百九話 心の闇 117
第三百十話 晩春 駿府城 118
第三百十一話 物語の力 119
第三百十二話 政宗の子ら 120
第三百十三話 虚像拡散 121
第三百十四話 巡見、元和四年 122
第三百十五話 十六歳の夏に目覚めず 123
第三百十六話 改易 124
第三百十七話 公方様もたいへんだ 125
第三百十八話 未熟なる太平 126
第三百十九話 支倉の帰還 127
第三百二十話 三つの記念碑の話 128
第三百二十一話 いしずえ 129
第三百二十二話 仙台の五郎八姫 130
第三百二十三話 初めて知る顔 131
第三百二十四話 嵐の果ての白萩 132
第三百二十五話 紅花 133
第三百二十六話 三代将軍誕生 134
第三百二十七話 寿庵、キリシタン 135
第三百二十八話 呼ばわる声 136
第三百二十九話 航跡 137
第三百三十話 都市は脈動する 138
第三百三十一話 政宗のひと休み 139
第三百三十二話 忠宗初国入 140
第三百三十三話 二条城行幸へ 141
第三百三十四話 それでも前へ進め 142
第三百三十五話 若林の城 143
第三百三十六話 戦争を知らないこどもたち 144
第三百三十七話 徳川秀忠の死 145
第三百三十八話 ある晴れた日に 146
第三百三十九話 家光と政宗 147
第三百四十話 最後の戦国大名 148
第三百四十一話 政宗最後の旅 149
第三百四十二話 心の月を先立てて 150
第三百四十三話 語り継ぐ人々 151
第三百四十四話 流星群を見たか 152
第三百四十五・最終話 我らの物語 154
楽屋 三(第三百五~三百四十五話) 156
独眼竜政宗HP表紙 172
人物紹介 二 174
登場人物年齢表 175
あとがき 176