Kappo 仙台闊歩

Kappo 仙台闊歩
Vol.131 2024年9月号

特集宮城はおいしい

素晴らしき生産者と料理人の情熱

 日本三大漁場の一つでもある三陸沿岸や、蔵王をはじめとする山々に加え、広大な平野を有する宮城県。自然や気候に恵まれ、米や仙台牛、三陸沖で獲れる海産物が特に有名ですが、それ以外にも宮城県では多種多様な食材が生産されています。さらに、宮城の食材をおいしい料理に仕立てるシェフも数多くいます。

今回は、シェフと一緒に生産者に取材するコーナーや、いま注目の農家や南三陸でASC認証を受けている戸倉地区の若手漁師4人組グループへのインタビュー、宮城の食材に惚れ込んで看板メニューに据えた飲食店のほか、郷土史家による宮城の食の歴史なども交えながら“宮城のおいしいもの”を多角的に紹介します。和・洋・中のレストランはもちろん、県内産にこだわった人気ラーメン店、地元の食材だけで仕立てるタイ料理店など、料理のジャンルもバラエティに富んだラインナップになる予定です。

食欲の秋に向けて、旅行前やおでかけのおともに、“おいしい宮城”を先取りできる一冊です。

PICK UP

梁勇基さんとともに、宮城の職人を紹介する新連載がスタート!

元サッカー選手・梁勇基さんと宮城県内の職人のもとを訪ね、受け継がれる技術、伝統、想いを紹介する新連載が始まりました。「宮城のことをもっと知りたい」という梁さんとともに、宮城の知られざる名品を探します。初回は、加美町中新田の「石川刃物製作所」。宮城の伝統的工芸品に登録されている「中新田打刃物」を製作する唯一の工房を訪ねました。

Discover Tohoku in 塩釜水産物仲卸市場

カナダ出身のヘイリーさんと東北のあれこれを取材する「Discover Tohoku」。 今回は『塩釜水産物仲卸市場』のMY海鮮丼づくりにチャレンジしてもらいました。目の前で捌くマグロや輝くイクラ。ヘイリーさんの海鮮丼の出来栄えは、誌面でご確認ください。

Kappo 仙台闊歩
Vol.131 2024年9月号
CONTENTS

Kappo 仙台闊歩
Vol.131 2024年9月号
CONTENTS

編集部がキャッチした最新情報をお届け
SCOPE
015 REPORT 『和醸良酒 ◯たけ』15周年記念 酒會
017 EVENT 多賀城創建1300年記念「東北おまつりプロジェクト」

018 bonとponの宮城ふたり遊び
34 スリーエム仙台市科学館(仙台市)

020 新連載
梁勇基、宮城の職人をめぐる
1 『中新田刃物製作所』(加美町) 石川美智雄さん

024 総力特集 素晴らしき生産者と、料理人の情熱
宮城はおいしい

036 
僕が宮城で見つけた生産者たち
―料理人・黒森洋司が挑む、地産地消の新しいカタチ―
20 食材選びも料理のうち

044 みやぎの食材 歴史紀行菅野正道
[番外編]宮城の郷土料理

068
わたしが見つけた、東北 Discover Tohoku Hayley Gauvin
6 塩釜水産物仲卸市場のマイ海鮮丼

071 第8回 仙台短編文学賞 応募要項

075 仕事人を訪ねる
4 面白庵 庵主 茶道家 小谷一仁

081 定期購読のご案内

082 塩沼亮潤 大阿闍梨 相談室
小僧のこころ ~人生はすべて修行~

084 『独眼竜政宗』完結記念 インタビュー
漫画家 千葉真弓さん

087 私のオフタイム
4 須永光春さん(株式会社大地フーズ代表取締役社長)

089 NEWS & INFORMATION

091 佐藤厚志の本棚
9 『モンテ・クリスト伯』アレクサンドル・デュマ

093 仙台あらえみし日和 土方正志
7 小さくて大きな出会い

ENTERTAINMENT!
094 CULTURE [米沢市上杉博物館『KAGAYA 星空の世界展 Starry Nights』ほか]
097 HOTEL [仙台国際ホテル『コーヒーハウス』の朝食ビュッフェほか]

101 読者プレゼント

102 闊歩する日々~杜の日記帖 佐伯一麦
131 文学渡世四十年

104 次号予告/読者の声/編集後記

Kappo 仙台闊歩
Vol.131 2024年9月号

発売日
2024年8月5日
販売価格
880円(税込)
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