手がかりとして、拠り所としての文学　序にかえて　佐伯一麦

〈第1回　2017年〉
大賞　岸ノ里玉夫「奥州ゆきを抄」
河北新報社賞　安堂玲「あわいの花火」
プレスアート賞　村上サカナ「ごく限られた場所に降った雪」
東北学院大学賞　芽応マチ「賽と落葉」

〈第2回　2018年〉
大賞　綾部卓悦「ビショップの射線」
仙台市長賞　高橋叶「西日の里」
河北新報社賞　斎藤隆「梅と糸瓜と、福寿草」
プレスアート賞　やまやしげる「風音」
東北学院大学賞　田中エリザバス「長次郎の夢」

〈第3回　2019年〉
大賞　佐藤厚志「境界の円居」
仙台市長賞　高玉旭「鵜の尾岬まで」
河北新報社賞　柿沼雅美「波打ち際の灯り」
プレスアート賞　梶浦公平「妻を纏う」
東北学院大学賞　水津藤乃「冷たい朝が来るまえに」

〈第4回　2020年〉
大賞　森川樹「海、とても」
仙台市長賞　本郷久美「蛍」
河北新報社賞　時田日向「骨」
プレスアート賞　東風谷香歩「月にかける」
東北学院大学賞　茂木大地「雑踏を奏でる」

〈第5回　2021年〉
大賞　大谷努「道の奥には」
仙台市長賞　なつせさちこ「金魚の帯」
河北新報社賞　春名美咲「あなたは」
プレスアート賞　洸村静樹「帰還する光たち」
東北学院大学賞　大久保蓮「夜を失う」

選評
佐伯一麦、熊谷達也、柳美里、いとうせいこう、玄侑宗久

おわりに
土方正志