FOOD
2019.12.18
Kappo2020年1月号 ショコラの誘惑 vol.2『MURATA』
PHOTO_オフィスイケガミーズ
TEXT_梅津文代(編集部)
POINT
Kappo1月号の第二特集から注目の店をピックアップしてお届けします。
叢田一範さんがビーン・トゥ・バーのチョコレート作りを始めたのは2018年8月。製菓材料の仕入れ先から「カカオ豆があるから、焼いてみたら」と提案された。生豆を仕入れ、焙煎温度や時間を変えながら何度も試行錯誤を繰り返す。手本になるものはほとんどなく、ハンドピックで悪豆を選り分ける基準すら、当初は曖昧だったという。豆を精製する選別機も自作し、どうにか形にできたのは2019年春のことだ。試作品を口にした時、「20数年前、フランスで衝撃を受けた味と同じ感動がありました」。その“感覚が開いていく感じ”が彼をチョコレートにのめり込ませた。
”アラウカ”のチョコチップを入れたサブレ。
■ Kappo 2020年1月号 vol.103 ■
第二特集「ショコラの誘惑」にて、東京・宮城のショコラに定評のあるお店を紹介しています。
寒い時期に甘くとろけるショコラをひと粒。
贈り物や自分へのご褒美にいかがですか?
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