Kappo 仙台闊歩

FOOD 2020.08.22

【人気連載ランチメモ拡大版】夏に食べたい絶品そば – SOBA to GALETTE あずみの –

Kappo最新号に掲載中の記事の中から、人気連載「ランチmemo」拡大版をピックアップ! 夏に食べたい「冷たいそば」をテーマに、仙台市内・郊外の人気そば屋を紹介します。

風景に溶け込む古民家で味わう 信州戸隠のそばと本格ガレット

秋保・磊々峡のほど近く。赤褐色の瓦屋根が映える古民家が『SOBA to GALETTE あずみの』だ。もともとは両親とともに、青葉区大町でそば屋『安曇野』を営んでいた店主の小松良太さん。「地元の秋保でゆっくりと食事を楽しめる自分の店を開きたい」という念願が叶い、昨年9月にオープンした。

店主の小松良太さん(左)と、ともに厨房に立つ妹の山田奈美さん。

そばは信州・戸隠産のそば粉を使用。やや色白の香り高い二八だ。合わせるつゆには、一週間寝かせて味を落ち着かせたかえしを使う。程よい甘さがそばの風味を一層引き立てている。
看板メニュー「ぼっちそば」の特徴は、その盛り付け方。戸隠そばのしきたりに倣って食べやすいよう小束に分けたそばを、長野県の伝統工芸品・戸隠竹細工のざるに盛る。

もう一つの看板で、1年に及ぶ試行錯誤の末に完成したというガレットにも、戸隠のそば粉を使う。漢方和牛のベーコン、トマトやチーズを包んだ「コンプレットトマト」が人気だ。
スイーツ系も用意しているので、昼時を外して訪れてもいいだろう。

「コンプレットトマト」(1200円)。そば粉、水、塩のみで作るもちもちとした生地が特徴。

内装は小松さんを中心に、ともに店に立つ家族や親戚の手を借りてリノベーション。古民家特有の経年と所々に感じる手作りのぬくもりに、訪れるこちらも自然と愛着が沸くような一軒だ。

柱や椅子は小松さん自身が塗装。障子戸をリメイクした仕切りや歴史を感じる仙台箪笥が飾られる。

★今回の内容は、Kappo9月号(8月5日発売)に掲載中!

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SOBA to GALETTE あずみの

住所
仙台市太白区秋保町湯元枇杷原11-2
電話
022-398-6253
時間
11:30~15:30LO、土・日曜、祝日11:00~17:00LO
休日
火曜、第1・3水曜
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