CULTURE
PR 2021.12.03
【開運手帖】小牛田の山の神様に 新たな一年の安寧を願う『山神社』
子授け、安産のお守り「神枕(おまくら)」
藩政時代より篤い信仰を集める山神社には、江戸時代より受け継がれる子授け、安産のありがたいお守りがある。山の美しき女神「木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)」の御利益が込められた「神枕(おまくら)」。祈願成就には神枕を作って倍返しをする風習は数々の奇跡や幸せを生み、親子三代にわたりお礼参りをする家族も。縁結びから子孫繁栄まで命の営みに寄り添い、人々の安寧をお守りくださる神様に健やかな一年を願おう。
東北一円にわたり崇敬信仰を集めてきた山神社。御祭神は安産・子授けの神「木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)」。相殿に産業の神・大山咋神(おおやまくいのかみ)、日本の総氏神・天照大御神(あまてらすおおみかみ)、文学武道の神・誉田別命(ほんだわけのみこと)を祀る。大正6年に現在地に本殿・幣殿を造営。
神社で手作りされている神枕(おまくら)の籾殻(もみがら)には稲魂のお力が宿り、母子、夫婦健全へと導く。大きい神枕は子授け、小さい神枕は安産。
紅梅、桜、藤、紫陽花と四季折々の花が咲き誇る境内の日本庭園。晴天の日には水鏡に映る、もう一つの美景が楽しめる。
一の鳥居をくぐり、奉納された石燈籠が並ぶ参道へ。尊い神々が鎮まる社殿へ一歩一歩近づいていくたび、心が祓い清められていく。