Kappo 仙台闊歩
Vol.134 2025年3月号
3月号の巻頭は「焙煎からはじまる物語」と題し、コーヒーに焦点を当てた特集です。
喫茶店やカフェで飲むのが一般的だったコーヒー。
コーヒースタンドやキッチンカーでの販売が増え、どんどん身近な飲み物になっています。
シチュエーションだけではなく、焙煎度合や抽出器具、飲み方のスタイルなど、楽しみ方も多様になっているように思います。
近年、宮城県内では焙煎から手がけるカフェやコーヒーショップが急増していることもあり、企画に至りました。
今回の主役はあくまでもコーヒー。
コーヒーを愛する人たちが一杯に込める情熱をお届けします。
彼らがなににこだわり、なにを表現するのか。
コーヒーを選ぶひとつの視点として、参考にしていただけるとうれしいです。
カナダ出身のヘイリーさんと、東北の魅力を発見する連載「Discover TOHOKU」は、石巻市渡波の『umikaze coffee』へ。震災を機に石巻で暮らし、カフェをオープンしたケレブさんに会ってきました。
編集部がキャッチした最新情報をお届けする「SCOPE」では、栗原市にある「風の沢ミュージアム」が複合施設「風の沢」としてリニューアルオープンしたようすをご紹介。
133号 CONTENTS
編集部がキャッチした最新情報をお届け
SCOPE
014 RENEWAL OPEN 栗原市のミュージアムが複合施設に『風の沢』
016 REPORT 宮城・山形のシェフが一堂に「食文化フォーラム」開催
020 僕が宮城で見つけた生産者たち
―料理人・黒森洋司が挑む、地産地消の新しいカタチ―
第23回 そのすべてに意味がある
020
bonとponの宮城ふたり遊び
36 仙臺菓匠庵 菓心モリヤ(仙台市若林区)
026
梁勇基・宮城の職人をめぐる
④『松川だるま 本郷だるま屋』(仙台市青葉区) 本郷久孝さん
028
巻頭特集
個性、風土、人生を一杯にこめて。
焙煎からはじまる物語
056
Discover Tohoku わたしが見つけた、東北 Hayley Gauvin
第9回 umikaze coffee
059
仕事人を訪ねる
第6回 マルニ食品 矢内崇義
060 通いたくなる人、味、空間
大人のいい店
065 定期購読のご案内
069 私のオフタイム ⑦ 佐藤正宗さん(カネサ藤原屋 代表取締役社長)
072 みやぎの食材歴史紀行 菅野正道
第37回 白菜
074 塩沼亮潤 大阿闍梨 相談室
小僧のこころ
第18回 人生の一本道
077 NEWS&INFORMATION
079
Kappo for Living
083
佐藤厚志の本棚
第12回 『平家物語』
085 仙台あらえみし日和 土方正志
第10回 月下の「HARISO」
086 INTERVIEW
写真家 大沼英樹さん
088 第6回 東北絶景写真コンテスト 開催のお知らせ
ENTERTAINMENT!!
089 CULTURE[岩手県立美術館『平間至展 ‒写真と音楽があるかぎり』ほか]
091 HOTEL[ウェスティンホテル仙台『個室アニバーサリーパーティープラン』ほか]
093 読者プレゼント
094
佐伯一麦「闊歩する日々~杜の日記帖」
第134回 神戸空港のサンタの絵
096 次号予告/読者の声/編集後記