TEXT_編集部(後藤)
Kappo7月号特集「プロに聞く 料理の基本」。WEB企画【編集部が作ってみた】シリーズ、第4回目となる今日は、日本料理「e.」が紹介する土鍋ごはんのレシピから、「大根 人参 柚子 ご飯」をセレクト。Kappo7月号の表紙にもなっている土鍋ご飯作りに挑戦します。
普段あまり(いや、ほとんど)料理をしない私が、この土鍋ご飯にチャレンジしようと思った理由…。それは、「冷蔵庫にある食材ですぐ作れる」「調理時間が短い」「難しい工程が少ない」というこの3つの理由から。
用意するのは、大根と人参、柚子。そしてお米と数種類の調味料。柚子だけは家の冷蔵庫になかったので、調達しました。黄色の柚子は売っていなかったので、緑色の柚子で代用します。
まずは大根と人参を賽の目に刻みます。皮をピーラーで剥いて、トントントン…とカット。その後、「人参は軽くダシで煮含めおき、大根は時間を置くと水分が出てくるのでご飯が炊きあがる直前に炒めます」とあるので、その通りに。ひとまず包丁を使うゾーンはクリアしました。
その後はお米の準備。といだ米を20分ほど浸水させて、水をきり、水10に対して、薄口醤油1、酒1を合わせます。「米と具、それぞれの風味を際立たせたいので、地にダシは加えません」とあり、ついついダシに頼ってしまいたくなる気持ちをぐっと押し殺して、火をかけます。調味料を入れると安心しちゃうところありますよね。
本当はここでピーナツオイルで大根を炒める、と書いてあったのですが、「ぴぴぴぴぴピーナツオイル!?」となってしまい、今回は普通の油で妥協しました。今度スーパーでよく探してみます。
待つこと20分(くらい)。早速炊きあがったご飯に、炒めた具材をしきつめます。ひたすらにしきつめます。いい感じにご飯に焦げ目がついている…。あれ、少しご飯がゆるいような…。
あれ、思ってたのと違う…?と思いつつ、いざ実食! 全体的にやさしいお味に仕上がりました(涙目)。もう少し大根に焦げ目をつけてもよかったな…。つい彩りを、と柚子を多く入れすぎたな…。と、反省点はありますが、無事完成。私は実家暮らしなので、母と妹にも食べてもらい点数をつけてもらったら「80点」というなんと甘々な評価。次は100点目指して頑張ります。
誌面では今回作った「大根 人参 柚子ご飯」のほか、鯛めしやホタテとめかぶの土鍋ご飯など3種類の土鍋ご飯を紹介しています。ぜひKappo7月号を見ながら、チャレンジしてみてくださいね。
■ Kappo 2020年7月号 vol.106 ■
本誌の詳しい内容やご購入はこちらからどうぞ。