10月22日、『仙台FORUS』1階入り口に東北初出店の『QUON CHOCOLATE 仙台フォーラスポップアップ店』がオープンしました。
「久遠」とは、日本古来の言葉で時が限りなく続くこと。チョコレート本来の味を楽しんでほしい・妥協のない商品づくりを貫く・チョコレートで世界を笑顔に―。この3つの思いをこの先ずっと、“久遠”に大切にしていくというコンセプトからブランドネームが生まれました。
販売店と製造工場を合わせると、北海道から九州まで全国に53拠点展開している『QUON CHOCOLATE』。障がいのある方や子育て中の女性、社会の中で悩みを抱える若者など多様な立場にある人を販売員やショコラティエとして積極的に雇用し、賃金の向上や地域の活性化を図るほか、カカオ生産者の経済・環境発展を支持する「フィノデアロマ」社のカカオを原料に使用するなど、SDGsの観点から様々な取り組みを行っています。
仙台フォーラスにポップアップショップとして1年間出店した後、仙台市内に常設店をオープンし、製造工場も構えて障がいを持つ方などの雇用を実施していく予定とのことです。
コンセプトは「もっとピュアチョコレートへ」。世界各国から原料のカカオを厳選し、余計な油脂は一切加えずにカカオ本来の味が楽しめる商品づくりを大切にしています。商品を前にしたときに驚くのは、カラフルな色合いと食材の多様さ。着色料は使用せず、食材が持つ色、香り、味を引き出した商品がずらりと並びます。
東京、大阪、名古屋の大手百貨店で開催された国内有数のチョコレートの祭典にも出店する、今、チョコレート業界で大注目のブランドです。
看板商品は、なめらかな口当たりが特徴の「QUONテリーヌ」。京都の道明寺や新潟の村上茶、熊本の菊芋などトップショコラティエが日本各地で出会った食材を世界中のカカオと組み合わせ、チョコレートの新しい可能性を追求し続けています。商品ラインナップは「QUONテリーヌ」だけでも約80種類。抹茶の深みのある緑やベリーの鮮やかなピンク、ドライフルーツやナッツ類の個性あふれる形は見ているだけでも楽しくなります。
『QUON CHOCOLATE』は見た目だけでなく、味も確か。温度・湿度管理を徹底し、一つ一つの商品が丁寧な手作業から生み出されています。現在、宮城県の特産品であるイチゴや、ずんだを使った商品を開発中とのことです。
ほかにも、ドライフルーツやナッツを贅沢にトッピングした「プレミアムQUONテリーヌ」や、クリスピーな食感が新しい「フィアンフィアン」、ピュアチョコレートのおいしさをそのまま味わえる「タブレット」など多彩に展開しています。さらに、肌寒くなってきた今の季節にぴったりなホットチョコレートドリンクも用意。「エクアドル70%」や「マレーシア62%」など世界のカカオが日替りで登場します。産地やカカオの濃度によって異なる味わいが楽しめるので、飲み比べてみるのもおもしろいですよ。
食材と作り手が織りなす、多様性を体現した新世代のチョコレートを味わってみてはいかがでしょうか。