写真=池上勇人 TEXT=編集部
『グリル赤井』(仙台市青葉区)
『路傍』(仙台市青葉区)
戦後の街に生まれ、いまも暮らしとともに歩んできた店があります。
ネルドリップの香りただよう喫茶店、威勢の声が飛び交う魚屋、惣菜の匂いに誘われる精肉店、そして家族で出かけた洋食屋や受け継がれてきた銘菓。どのお店にも、人々の記憶と時間が刻まれています。
Kappo11月号では「仙台に息づく、昭和の味」と題し、街の歴史を彩ってきた老舗を訪ねました。
さらに、古い写真と現在を重ねる「仙台タイムマシン」を発売した「風の時編集部」へのインタビューや、仙台タウン情報50年の歩みを振り返る企画も収録。懐かしさの中に新しい発見があり、世代を超えて会話が広がる――そんな一冊になっています。
「懐かしいね」「あの頃よく行ったよ」
ページをめくるたび、思い出がよみがえり、誰かと語りたくなる。
昭和100年にあたる2025年だからこそ届けたい、特別な特集です。
ぜひ、お手に取ってお楽しみください。
『きそば あさひ』(富谷市)
『斎藤魚店』(仙台市若林区)
そのほか、先日谷崎潤一郎賞を受賞された、第9回 仙台短編文学賞選考委員 木村紅美さんのインタビューや、『アル・ケッチァーノ』奥田政行シェフの新たなる挑戦、開催中の「ダイナースクラブ フランスレストランウィーク2025」プレス発表会のようすもお伝えしています。
どうぞ今号も最後までお楽しみください。
「フランスレストランウィーク2025」で提供される『Restaurant MATSUDA』の「