昼の特別懐石料理「紅葉(もみじ)懐石」1万120円(税・サ込)は~11月20日までの提供。写真の前菜は、柿とさつま芋を使った柿釜グラタンなど旬素材で艶やかに。
明治40年創業の老舗料亭『懐石料理 東洋館』では、職人の技と秋の味覚が織りなす昼限定「紅葉懐石」を提供中。
五感を喜ばせる料理の数々が、至福のひとときへ誘います。
季節が進むにつれて、山海の幸はいっそう旨みを増していきます。
11月20日まで提供する昼の特別懐石料理「紅葉懐石」は、豊饒な秋の恵みを余すことなく堪能できると好評です。
コースは全11品。
先付は、旬素材を用いてかぼす釜に。
器に敷き詰められた菊や和紙に見立てた大根の飾り切りも美しく、これから始まるコースへの期待が高まります。
風趣を凝らした前菜は、金華鯖寿司、松茸の牛肉巻焼、子持鮎の甘露煮など滋味豊かな一品ばかり。
鶉の卵で作る柿玉子や松葉に見立てた烏賊など一つひとつに繊細な細工が施され、まるで一幅の絵画のようです。
吸物は、11月中旬頃までは松茸の土瓶蒸しが登場します。
入荷がなくなり次第、内容が替わりますので松茸を堪能するならお早めに。
強肴は、玉地にフォアグラを忍ばせた伝法焼。
気仙沼産フカヒレや銀杏、無花果などをあしらい、銀餡で旨みを閉じ込めた味わい深い一皿です。
煮物椀は、鶏挽き肉の餡を包んで蒸し上げた百合根まんじゅう。菊の被綿を思わせるあしらいと散らした菊花が優美な秋を演出します。
食事は土鍋で炊くはらこ飯。鮭といくら、旨みを吸った宮城県産つや姫のごはんが奏でるハーモニーに、満足度も最高潮に達するでしょう。
最後に供されるのは、和菓子職人が作る上生菓子と抹茶。コースの余韻を優しく締めくくってくれます。
創業当時の姿を残す純和風の店内は完全個室になっており、落ち着いて過ごせるのも魅力の一つ。
秋の味覚を閉じ込めた特別懐石で、いつもより贅沢なランチタイムをどうぞ。
なお、松茸づくしの「松茸懐石」も提供中です。内容・価格等は問合せを。
松茸ならではの芳醇な香りを楽しむ土瓶蒸しは、紅葉鯛や海老などの旨みが溶け出した出汁とともに。
土鍋で炊くはらこ飯はふっくらつやつや。頬張るたびに鮭の旨みが広がり、コース終盤でもぺろり。※写真は2人前
造りは、この日は本鮪、金目鯛、鮑が登場。シンプルゆえに素材の旨みを引き出す料理人の技が光る。
2026年東洋館のおせち、予約受付中。「三段おせち」12万円 ※5個限定、「二段おせち」6万5000円 ※15個限定
新年を迎える準備はおせちの予約から。
桐の重箱をぎっしり埋め尽くすのは、和食伝統の技で仕立てる正統派おせち。
縁起を担ぐ定番の祝い肴をはじめ、伊勢海老、鮑、たらば蟹、フカヒレ、キャビア、仙台牛など高級食材を惜しみなく使用した料理が絢爛豪華に彩ります。
自宅にいながら老舗料亭の味を堪能できる絶好の機会です。
☎022-222-7019
住所■仙台市太白区向山1-1-16
営業時間■食事/11:30~15:00(14:00最終入店)、17:00~22:00(20:00最終入店)
休■月曜(祝日の場合は翌日) P■あり
予約■完全予約制
目安■昼7000円、夜1万5000円
カード■可
喫煙■全席禁煙
HP■https://toyokan.jp/