Kappo 仙台闊歩

FOOD 2020.06.22

【最新情報あり】③暑い日に食べたい! 宮城・仙台そばの名店 - 蕎麦と酒 おもたか

宮城県にもいよいよ梅雨が到来。じめじめとした蒸し暑さが続くと、どうしても食欲が無くなりがち。
そんな今の時期にこそ食べたいのが、ツルっとさっぱり食べられるそばですよね。

昨年発売したKappo特別編集『本当にうまい そばの名店 宮城』から、ぜひ行ってほしい編集部おすすめのお店をピックアップ。
店舗の最新情報と合わせて、ぜひチェックしてみてください。

【おすすめPONT①】そば粉に石臼で手挽きした粉をブレンド

『おもたか』は夜も営業する「そばと酒の店」。
取材時に店で提供していたそばは福井産の「永平寺在来」を使った二八と、栃木産の「常陸秋そば」を使った十割。いずれものど越しのいい細打ちである。

そばは基本的に粉で仕入れ、自家製粉した粉をブレンドしている。
製粉は石臼の手挽き。「石臼を手回しした方が粒度分布が広がります」と店主の白幡太志さん。
粒の細かい粉はつながりをよくし、粗い粉はそばの香りや風味を引き出してくれる。

「ざるそば(十割)」。十割の細打ちながら、まるで二八のようにつながりのきれないそば。そばを受けるつゆもうまい。

つゆは返しとだしを合わせ、湯せんを2回かけて寝かせている。
「ただうまいだけではなく、そばとの相性も大事です」と語る白幡さん。
まろやかで奥行きがある味わいは、割烹店に12年勤めていた白幡さんだからこそなせる技だ。

酒のつまみもそば屋ならではのものがメニューに並ぶ。
そして日本酒は石巻の日高見をはじめ、そばとの相性を考えた「食中酒」を取りそろえている。

「酒肴五点盛り」。そば屋ならではのつまみが並ぶ。日本酒もそばと相性のよいもの。

【おすすめPOINT②】打ちたて生そばをテイクアウトで楽しめる!

『おもたか』では現在、店舗営業と並行してテイクアウトも行っている。
持ち帰りできるそばはすべて生麺。“挽きたて”“打ちたて”を自宅で味わえる、贅沢な機会だ。
そばは、大(200g)900円、中(160g)600円、小(120g)400円。いずれもプラス100円でつゆをつけることができる。

そのほかにも「天ぷら」や「玉子焼き」、一定期間保存の効く「鳥レバーにんにく返し漬け」などの酒肴がテイクアウト可能。
受付時間と受け渡し時間がそれぞれ異なるので、事前に店舗に問い合わせを。

■暑い日に食べたい! 宮城・仙台そばの名店■
鹿落堂(太白区向山)
手打ち蕎麦 山がた(青葉区本町)

蕎麦と酒 おもたか

住所
石巻市中央1-9-25
電話
022598-8448
時間
11:30~14:00、17:30~21:30(LO)
休日
日曜
備考
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、営業時間短縮や臨時休業、一時的な業態変更の場合があります。最新情報はお店にお問い合わせください。
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