1年を通して多くの観光客を迎え入れる、松島の玄関口「松島海岸駅」がこの春、グランドオープンしました。昨秋にオープンした新駅舎のほか、改札とホームを繋ぐエレベーターの整備が完了し、より便利になりました。松島の旅を、もっと快適にしてくれます。
松島海岸駅に行ったらぜひチェックしてほしい4つのポイントがこちらです。
これまで要望の多かった、改札からホームを繋ぐエレベーターを設置。トランクケースなど荷物の多い観光客も、これまでよりスムーズかつ快適に駅を利用できるようになりました。
ホームに新設されたオープンエアの展望スペースは、松島湾の美しい景色が望めます。
玄関口にふさわしい眺望で、ゲストをお出迎え。
開放時間/ 6:30~17:00
改札口の横には電車待ちや荷物の整理などにも便利な待合室が整備されています。
こちらでは、モニターで流れるプロモーション映像で観光情報をチェックできるほか、駅スタッフに聞くこともできます。
観光客はもちろん、地元の人にも気軽に利用してほしいおみやげ処。全国に誇れる特産品として認定された「松島ブランド」の商品も取り揃えています。
営業時間 10:00~16:30
おみやげは「松島ブランド」に注目してみましょう。
松島町の里山には多くの竹林があり、その資材を有効活用するためにたけのこを堀って水煮加工をして販売しています。鮮度が高く、柔らかい食感と甘みのある風味豊かな味わいが自慢。
また、松島名物・かきもお土産として注目です。
松島湾で育まれたかきは、ミネラルと栄養素が豊富で旨みが強いのが特徴。かき飯の素は、そんな松島のかきの美味しさを手軽に堪能できると人気を集めるお土産のひとつです。
さらに工芸品もラインナップ。
創業から70年以上、今も職人が丁寧に作り続ける「松島直秀こけし」。穏やかで優しい表情と松島に多く咲くツバキの花の絵付けが特徴で、その品のある美しさで長年にわたって愛されている。
日本三景の一つに数えられる松島は、伊達政宗公ゆかりの歴史文化遺産や温泉などの観光スポットも充実しています。
駅から歩いて行けるスポットも数多くあるので、ぜひ電車で行く松島旅を楽しみたいところ。
今日は、その中でも絶対に見逃せないおすすめの観光トピックを3つご紹介します。
伊達家の菩提寺で、奥州随一の禅寺。現在の建物は1604年に伊達政宗公が諸国の名工130人を集め、5年の歳月をかけて再興させたものです。絢爛豪華な障壁画や欄間の彫刻など、桃山時代の真髄を表す荘厳な建築が見どころ。2018年には約10年に及んだ「平成の大修理」が完了し、落慶を迎えたのも記憶に新しいですね。
鮮やかな孔雀が描かれた襖絵は、冬、春、秋と景色が変化。歴代藩主の位牌が安置されています。
若くして亡くなった伊達政宗公の嫡孫・光宗公の死を悼んだ二代目藩主忠宗公により、1647年に開創。境内の奥にある色彩模様が華麗な光宗公を祀る厨子が象徴的です。美しい庭園も自慢で新緑の春、バラが見ごろを迎える初夏、ライトアップされた紅葉が見事な秋など、四季の移ろいを楽しむのも醍醐味。
縁結び観音の参拝はもちろん、院内で体験できる天然石やガラスなどを素材にした数珠づくりも人気だ。
2008年、日本三景松島に誕生した天然温泉「太古天泉松島温泉」は、地下1,500mから湧き出る太古の時代からの恵み。とろみのある湯は、肌がすべすべになるので「美肌の湯」とも言われており、現在は7つの宿で楽しめます。
JR松島海岸駅からもアクセスが良く、観光の拠点にもぴったり。松島の絶景を楽しみながらくつろぎのひと時をお過ごしください。
詳しい情報はこちらの松島温泉公式サイトをご覧ください。
この春は、新しくなった「松島海岸駅」を利用して、これまで以上に便利に楽しめる松島旅が旬ですよ。
ぜひみなさんも生まれ変わった松島海岸駅に足を運んでみてくださいね。