料理人の自由な探求心が紡ぐひと皿。
心を和ませるもてなしと、やわらかな雰囲気。
「おいしいね」と会話しながら楽しむ時間。
一日の様々な場面で寄り添う、
大人の良き店で、くつろぎのひとときを。
昼も、夜も、あなたが笑顔になれる
そんなお店との出会いがありますように。
1.『蒲焼割烹 大観楼(だいかんろう)』
2.『ワイン&フード ARGENTO(アルジェント)』
3.『すき焼き 秋藤(あきふじ)』
4.『京いろ おりふし』
5.『和牛焼肉 三水苑 国分町本店(さんすいえん)』
仙台藩十一代藩主伊達斉義公の時代には、城下で鰻行の元締めを仰せつかったという創業200年の老舗。
鰻は愛知県と千葉県から毎日仕入れ、店の地下から汲み上げる井戸水を用いて常に“活きた状態”に。
それを熟練の職人が割き、炭火で焼き上げる。
店の味そのままを愉しめる各種持ち帰りメニューは、家族が集まる大切な日から接待等のビジネスシーンまで様々なもてなしの機会にぴったりの逸品ばかりだ。
セラーに並ぶ世界のワインは300~400種。
銘醸酒もグラスで提供するなど、気取らず愉しめるサービスがワインラバーの心を掴む。
素材を重視した料理も、ワインとの時間を豊かなものに。
オーナーの出身地である秋田の野菜、北海道から生の状態で仕入れる湧水豚など、素材の良さを生かしたシンプルな料理は、ワインとの相乗効果で味わいが増幅。
ペアリングも行っており、ワインの新たな魅力が発見できる。
特別な日だけでなく、普段の外食に「すき焼き」という選択肢を。
『秋藤』が提供するのは、クオリティの高いすき焼きを「単品」で気軽に味わえる独自のスタイルだ。
肉は、赤身と脂のバランスがいい「蔵王牛」、脂が甘くとろける「山形牛」と、厳選したブランド牛を大判サイズで用意。
秋田県のマルキク醤油を使ったまろやかな割り下が、肉の旨みを引き立てる。
一人前から注文できるため、「一人すき焼き」も可能だ。
食材、器、盛り付け、演出の全てで四季の風情を表現し、丁寧に取っただしの旨みで素材の味を引き立てる「京料理」。
『おりふし』は、そんな京都の食文化を堪能できる店だ。
懐石の中盤を彩るのは、まるで芸術作品のような八寸。
4月は、桜鱒やエンドウ豆、フキノトウなど春の味覚を使い、平安時代の宮中行事「曲水の宴」をテーマに仕立てている。
繊細な仕事が光る料理の数々に、会話にも花が咲くだろう。
仙台で焼肉の名店として、多くの常連客に愛される三水苑。
40年以上前に1号店が営業を始めた国分町に、3月7日に新店舗としてお目見え。
和牛のおいしさをこれまで以上に追求すべく、仕入れから仕込み、熟成に至るまで手間暇をかけ、肉本来のうまさを引き出している。
開店当時から受け継がれている自家製のタレも健在。
最上級でありながら、老舗ならではの親しみも感じる、成熟した味わいを堪能しよう。
※各掲載店の詳細記事はKappo vol.123(2023年4月5日発行号)に掲載されています。
誌面の記事でぜひご覧ください。