大切な家族や友人など、
集まる機会が増える年末年始。
お店でも自宅でも、
時を忘れて語り合う
大切な時間を特別な料理と共に。
ウッド調の温かみのある店内が印象的な『イタリア食堂PINO』。農家直納の有機野菜を中心に新鮮な食材で作る、カジュアルなイタリアンが評判だ。
旬を意識して仕入れる食材に合わせて、毎週メニューを変更しており、通うほどに新たな味に出会えるのも、多くの常連を魅了する理由。
そんな落ち着いた雰囲気の隠れ家的空間で、自慢のイタリアンと共にゆったりと食の時間を楽しみたい。
栗原市にある『関村牧場』から仕入れる、漢方和牛を余すことなく楽しめる。
漢方和牛は、14種類のハーブからなる飼料で育つ。赤身と脂身のバランスがよいほか、脂身の融点が23.9℃と低いことが特徴。
『幸五郎』ではその旨みや部位ごとの違いとともに、焼肉や鍋料理といった様々な料理を提案してくれる。
個室で仲間と気兼ねなく、また、大切な人と過ごす特別な時間に、その魅力をとことん味わいたい。
仙台駅から徒歩約7分、『OF HOTEL』の地下にある『三花』。
その店名は「店には毎日花を活けて出迎え、お客様との話に花を咲かせ、生産者の苦労にも花を咲かそう」という三方良しを掲げたコンセプトが由来。
地元農家が精魂込めて育て上げた野菜や東北各地から取り寄せた個性豊かな天然水を使った、新たなアプローチの料理が楽しめる。
また、12月からは地元農家直送の野菜をたっぷりと使ったランチがスタート。
席の予約が可能なので、前日までに予約するのがおすすめだ。
夜の部では、名物「節句の盛り合わせ」を含む飲み放題付きのコースが人気。
ナチュールワインも味わえるとあって、リピートする客も多い。
月に一回、第3土曜日は地場野菜や弁当などを販売するマルシェを開催しているので、店での食事はもちろん興味のあるイベントをSNSで探して足を運んでみよう。
かつては伊達政宗公も遊猟に訪れていたという七ツ森。
その麓にあり、大名らの休憩所「御仮屋」があったというのが黒川郡大和町のこの場所だ。
その伊達家ゆかりの地で今食べることができるのは、50年以上の歴史を持つ、鰻と日本料理の名店『竹亭』の味わい。
備長炭で仕上げた江戸前鰻は、本店同様醤油の利いたタレが香るふっくらとした口あたり。
甘みを抑えたあっさりとした後味のタレなので、鰻の旨みそのものを際立たせている。
鰻重はもちろん、肝焼きや骨せんべい、白焼きなど、鰻のおいしさを余すことなく堪能できるのも魅力。
また、大和町を流れる吉田川で養殖された「伊達いわな」や、同じく大和町産の舞茸など、地場産品を使った一品料理も人気が高い。
多彩なセットや丼ものなど豊富なメニューを揃えており、家族や気の置けない仲間とゆっくりと過ごせる一軒だ。
宮城県産の黒毛和牛をはじめ、宮城県産ひとめぼれ、シェフの地元・蔵王で仕入れた季節の野菜など、地元食材にこだわった鉄板焼きを提供する『仙臺牛萄 至』。
夜のコースでは最高ランクの仙台牛を堪能することができる。
「長年の経験から自信を持って提供できる仙台牛を厳選しています」と語る稲邊義喜シェフのお眼鏡にかなったのは、県北・栗原産の仙台牛。
肥沃な大地で育った稲わらと抗菌性の添加物不使用のエサを食べて育った栗原産仙台牛は、脂の質や肉質のきめ細かさ、脂肪と赤身のバランスが絶妙で、柔らかな歯触り、まろやかな風味が魅力。
口に運べば豊かな肉汁、凝縮された旨みが口の中いっぱいに広がる。
たまには少し贅沢に、オーナー自慢のフランスワインやカリフォルニアワインとのマリアージュを楽しみながら、宮城が誇る仙台牛を心ゆくまで味わってみてはいかが。
※「Kappoを見た」と伝えると、赤ワイン(1万4700円相当)をプレゼント。
※2名につき1本。1月31日(火)まで。
日本各地の銘酒が揃う、酒屋直営の料理店。
旬を逃さず味わうなら、会席「蔵元プラン」がおすすめ。
料理はすべて着席前に用意され、飲食中にスタッフとの接触を減らすという配慮がなされている。
飲み放題は別なので、エコノミー飲み放題(2200円)かビジネス飲み放題(3300円)から選択を。
また、忘・新年会におすすめの「北海道プラン」は飲み放題付きで、ズワイガニなどの北海道名物が全9品登場する。
仙台駅前のホテル最上階ならではの煌びやかな眺望と共に、本格中国料理と酒が味わえる『彩雲』。
この時季には、「ふかひれ姿の上海蟹味噌煮込み」「ロブスターのチリソース煮」のほか、仙台黒毛和牛など上質な食材をふんだんに盛り込んだプレミアムディナーコース「蘭華」(1万1000円)が人気。
大切な人との記念日やデート、家族利用や接待など様々なシーンに合わせて、多彩なコースから選んで楽しもう。
仙台藩十一代藩主伊達斉義公の時代には、城下で鰻行の元締めを仰せつかったという創業200年の老舗。
鰻は愛知県と千葉県から毎日仕入れ、店の地下から汲み上げる井戸水を用いて常に“活きた状態”に。
それを熟練の職人が割き、炭火で焼き上げる。
店の味そのままを愉しめる各種持ち帰りメニューは、家族が集まる大切な日から接待等のビジネスシーンまで様々なもてなしの機会にぴったりの逸品ばかりだ。
※各掲載店の詳細記事はKappo vol.121(2022年12月5日発行号)に掲載されています。
誌面の記事でぜひご覧ください。