ゆっくりコーヒーを味わいながら寛ぎのひと時を。そんな想いのもと、『Kappo Terrace』のオープンに合わせたオリジナルブレンドのコーヒーが誕生。手掛けてくれたのは、『FLATWHITE COFFEE FACTORY』の中澤美貴さん。コーヒーの特徴や誕生の経緯について、Kappo編集長が話を聞いた。
―小泉さんは、もともと中澤さんのお店のファンだったそうですね。
小泉 数年前に初めて高森店を訪れた際、店内の雰囲気や窓からのロケーションも含めて、どれもセンスの良さが感じられて。『Kappo Terrace』にコーヒーの香りが広がっていたら素敵だなぁと思っていたので、今回お願いできてとても嬉しいです。
― どのようなイメージでブレンドを考えられたのですか?
中澤 これから新しい世帯が増える街ということで、最初はニューウェーブを感じるフルーティなブレンドを用意しました。そこから「誰もが親しみやすい味に」という小泉さんのリクエストを受けて、酸味を抑えた仕上がりに。最終的には、コクと甘みがあるけれど重すぎない味わいにまとめています。マンションは衣食住の中心となる場所。朝昼晩どんなシーンにもフィットする万能選手になったのではないかと。
― 誕生までに、苦労した点は?
中澤 万人受けするものは、特徴が出なくなるし、ドーンとコクのあるものの方がラクじゃないんですよね(笑)。華やかさよりも、落ち着きがありながら印象に残る、いろいろ試してちょうどいいところに落ち着きました。
小泉 私のようなコーヒー初心者にも飲みやすいです。ここからコーヒーの世界を広げていけたらいいですね。
中澤 これまでわりと当店ではとんがったコーヒーを出してきたので(笑) 順応性があるという点で、我々の新たな面も感じられるブレンドになったかと思います。今回のオリジナルブレンドは、ブラジルと東ティモールの豆を使いました。東ティモールは独立後、貧しいながらも最強のティモール種が生まれ、我々はNPOとサスティナブルな取り組みを推進しています。コーヒー事業を東ティモールの産業の軸になるようにこの国のコーヒーの美味しさを感じてもらい、このコーヒーを通して、そうした取り組みにも関心を寄せてもらえたらうれしいです。『Kappo Terrace』という、日常に溶け込む空間で、家でコーヒーを楽しんでいるシーンをイメージしてもらえたらいいですね。
大和ハウス工業 プレミストあすとテラス
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