名取市出身、仙台在住の木版画家・明才。宮城・東北の豊かな自然や生活に根ざした食文化、地域と密接に結びつく表現、祈りなど、東北の地で丁寧な仕事を続ける静かな魅力を視覚化(ビジュアル化)することで伝えたいと考え、木版画の制作に取り組んできた。
県内3か所を巡る本展では、これまで手掛けてきたデザイン、イラスト、パッケージ、チラシ、舞台衣装、福祉事業所製品などを原画とともに展示。あたたかな作品を通して、地域に根差す食、文化、表現に触れる機会となるだろう。
明才(みょうさい)
1979年宮城県名取市生まれ。仙台市在住。木版画家。宮城教育大学教育学部卒業。2009年リアス・アーク美術「N.E.blood21 若生奇妙子展」。2011年 若生奇妙子から若生明才へ改名。2012年から「人形劇団ポンコレラ(工藤夏海 主宰)」に参加。2014年 若生明才から明才へ改名。2017年から現在のスタイル「東北の魅力を視覚化(ビジュアル化)」を展開。2020年11月から仙台文学館発行「文学館ニュース」の挿絵を担当している。
【概要】
会期:6月26日(土)・27日(日)旧観慶丸商店(石巻市)
7月10日(土)・11日(日)佐々木酒造所(名取市)
7月17日(土)~25日(日)熊野那智神社(名取市)
各会場10:00~17:00
料金:無料
問い合わせ先:ボタルヤ
電話:080・6054・7563(坂部)
https://botaruya.tumblr.com/