この記事は本誌1月号よりお届けしています。
感覚が研ぎ澄まされるようなモダンな空間で、食と向き合う時間を贅沢に過ごせる『Graal』。店のコースメニューは、どれもミニマルで美しい盛り付けの一皿ばかり。だが、一口味わえば、シェフの料理に対する情熱を感じられずにはいられない。仙台せりのアイスなど、宮城生まれの食材で作る驚きに満ちた一皿と、味に寄り添い提供されるワイン。その心地よいマリアージュこそ、この店の真骨頂である。
淡い渋みを活かした仙台せりのアイスは冬のコースで楽しめる一皿。と もに添えられるほうじ茶のパウンドケーキと合わせるとさらに絶品。
生椎茸にハコベを添えた「きのこのフラン(茶碗蒸し)」は、パセリソースがより味を引き立てる。
オープンカウンターでシェフが盛り付けする姿をライブで鑑賞できるのもお店の愉しみのひとつ。
■ Kappo 2020年1月号 vol.103 ■
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