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星野リゾート 青森20周年 第二弾 『奥入瀬渓流ホテル by星野リゾート』の軌跡

TEXT=関東博子 写真=小野寺真希(fog)

星野リゾートが青森と出会い、青森と人をつないで20年。青森にある3施設では、202610月まで「愛あふれる、青森旅へ!」と題した記念イベントを展開中だ。郷土の文化を独自の視点で発信し続ける星野リゾート。その青森愛は、20年を経てさらに深化している。

奥入瀬渓流沿いに建つ唯一のリゾートホテル。渓流を望む露天風呂や、季節の移ろいを映す大きな窓と岡本太郎作の巨大暖炉が印象的なロビーなど、館内に居ながら奥入瀬渓流の大自然が満喫できる。食事は、ワインとのペアリングが楽しめる洗練されたフレンチレストランもしくは、リンゴを使ったメニューも豊富なビュッフェレストランで。「渓流スローライフ」をコンセプトにした癒しの滞在に心が満たされる。

軽い薫香と魚醤の風味が鼻に抜け、一口ごとにサーモンの旨みが重なる。唐辛子の発酵調味料やハーブもアクセントに。※時期により、提供内容、食材の産地が異なる場合あり

フレンチレストラン『Sonore』の春メニューでは、きらきら輝くオレンジ色の冷前菜が供される。
主役は青森の清流で養殖された「青い森紅サーモン」。総料理長の簔原諒さんが、『沼袋養魚場』の松本竹夫さんを訪ねて惚れた食材だ。

簔原さんは2023年より総料理長を務める。生産者だけでなく地域の婦人会にも顔を出し、食材や郷土料理を研究をしている。

松本さんは、かつて行っていたニジマス養殖の技術を生かし、約6年前から青い森紅サーモンを育てている。

 養魚場を訪れたとき、とてもきれいな水で育っていることに驚きました。生け簀や魚を見ると、松本さんが苦労をいとわず毎日掃除していることがわかるんです。品質もブレませんし、尊敬しています。

松本 生け簀の掃除は品質向上につながるので、手を抜きません。簔原さんは、知識も豊富で誠実に料理と向き合っている印象です。何度も食べているうちのサーモンですが、先程の料理からは、私も知らなかった旨味が感じられて、とても計算されていると感じました。

 ありがとうございます。冷たい料理は香りを感じにくいので、熟成させて香りと旨みを引き上げています。長く熟成させても嫌な臭いが出ないからできる方法です。

松本 普段は血を抜いて出荷しますが、簔原さんには血抜きをせず納めています。

 上手く下処理をすれば、血液も旨みになって食材の特徴になります。松本さんのサーモンは、インパクトのある料理にも、今日のような軽めの料理にもなる素晴らしい食材です。青い森紅サーモンは脂の入り方もきれいですよね。

松本 脂のりが程よくしっかりした味わいが特徴です。

 青森の食材をたくさん扱ってきた今、フレンチの技術の意味がようやくわかってきた気がします。食材の特徴を生かし、なおかつワインに合う料理に仕上げる。フレンチの技法でその絶妙なバランスに仕上げるのが楽しいんです。そこに青森の食材は欠かせません。

松本 簔原さんの料理で、ぜひ多くの人に青い森紅サーモンの魅力を伝えてください。

松本さんが簔原さんの料理を食べるのは初めて。「繊細な中にサーモンの香りも旨みもしっかり感じられて、生産者としてうれしいです」

奥入瀬渓流の神秘的な雰囲気と重なるシックな店内。『Sonore』のディナーは渓流テラスでのアペリティフから始まる。

出荷前の数カ月間、りんごとニンニク入りのエサを与え仕上げる青い森紅サーモン。出荷規定の2.5kgまで3年かかる。

「平成の名水百選」に選ばれた沼袋名水公園の近くにあり、湧水100%で育てる。「魚が生き生きと泳いでいますね」(簔原さん)。

奥入瀬渓流ホテル by 星野リゾート
住所■青森県十和田市大字奥瀬字栃久保 231
電話■050-3134-8094(星野リゾート予約センター)
IN 15:00 OUT 12:00
料金■1 25100円〜(「渓流スイートルーム」は89090円~)※21室利用時1名あたり、夕朝食付。「おいらせ芽吹きピクニック」は1名6600円。「お苔見さんぽ」は13850
アクセス■JR八戸駅から車で約90分(無料送迎バスあり・要予約)
URLhttps://hoshinoresorts.com/ja/hotels/oirasekeiryu/

青森県×星野リゾート 20周年特別サイト

202511月で、星野リゾートが青森と出会って20年。

「愛あふれる、青森旅へ!」をテーマに、さまざまな記念イベントを実施中。“各施設の深~い話”のインタビュー記事を新たに公開しました。

 

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