お祝いごとや仕事の打ち上げ、日頃がんばっている自分へのごほうび。いつもよりちょっぴり贅沢したい日に、家族や友人、同僚と訪れたい、宮城の“ちょっといい店”をご紹介します。
『桜田』や『京四季』といった京都の料亭や割烹で、7年を超える修業を重ねた店主の鈴木さん。
その繊細な手仕事で創り出される京料理は、食材選びはもちろん、盛り付けや色彩などから京都の旬をつぶさに感じられる品ばかり。
例えば、京都の文月を彩る「祇園祭」をテーマにした八寸。
ひときわ目を引く山鉾をかたどった器や和歌が書かれた皿をあしらい、粽(ちまき)寿司や穴子八幡巻、じゃこと万願寺、鱧の子豆腐などの時季物を盛り込んだ、京の夏を目と舌で感じられる華やかな献立が並ぶ。
店内の設えにも、詫びや寂をたたえた磁器や陶器、うちわ、坪庭など風情を感じられる演出がそこかしこに。
仙台の中心地にいながらにして、遠く京都を感じる酒宴を楽しみたい。
★おすすめメニュー
・コース
【夜の部】おまかせ懐石6600円~、鱧と鮎のコース(季節限定)1万9800円
【昼の部】季節の点心弁当3300円、ミニ懐石5500円
・アラカルト
なし
・ドリンク
生ビール(中)770円~、日本酒880円~