
世界遺産である中尊寺や毛越寺、国の名勝・厳美渓にもほど近い、小高い山の上にある『世界遺産の隠れ宿 果実の森』。
6タイプ・全37室の客室は、そのすべてに源泉100%の温泉を引いた内風呂付き。
ナトリウム-塩化物泉の泉質は別名「熱の湯」「傷の湯」とも呼ばれ、ぬくもりが長く続き体をじっくりと癒してくれる。
1階の客室には、信楽焼や大理石を使った露天風呂も付いている。
すべての部屋に青森産ヒノキの内風呂付き。
料理には、岩手県産の黒毛和牛や三陸産の新鮮な魚貝、自家菜園で栽培する有機野菜など、地場の食の魅力を存分に感じられる食材がずらり。
素材の旨みをダイレクトに感じられるよう味付けはあえてシンプルに。
色鮮やかな創作料理に心も弾む。
宿を包み込む四季折々の草花を愛でながら、目も心も体も癒される魅惑のステイを堪能しよう。
食事は宿泊料とは別料金。夕食のコースは6600円と1万6500円から選ぶことができる。ほかに、部屋食の「箱折膳」(3300円)や、隣接する別館『山桜 桃の湯』のレストラン、麺処での食事も可。
別館『山桜 桃の湯』は17の風呂を有する温泉施設。写真は一関市街を望む天空風呂。『果実の森』とつながっているので、ゆったりと湯めぐりが愉しめる。
宿の周りには多種多様な草花が植えられた散策路があり、四季折々の花が咲き誇る。秋には果物狩りも楽しめる。
本記事に掲載の内容は『Kappo vol.130』(2024年6月5日発売)に掲載の内容です。
ぜひ本誌もお手に取ってご覧ください。