Kappo 仙台闊歩

FOOD PR 2023.04.06

今夜ふらりと立ち寄りたくなる、仙台のいい店5軒〈Kappo2023年5月号「大人のいい店」より〉

料理人の自由な探求心が紡ぐひと皿。
心を和ませるもてなしと、やわらかな雰囲気。
「おいしいね」と会話しながら楽しむ時間。

一日の様々な場面で寄り添う、
大人の良き店で、くつろぎのひとときを。

昼も、夜も、あなたが笑顔になれる
そんなお店との出会いがありますように。

目次

 

江戸時代から続く老舗割烹の伝統の味を自宅でも。『江戸時代から続く老舗割烹の伝統の味を自宅でも 。『蒲焼割烹 大観楼(だいかんろう)』

活きの良い鰻を一枚一枚、秘伝のタレにくぐらせて丁寧に焼き上げる。職人の技へのこだわりは変わることなく受け継がれている。

仙台藩十一代藩主伊達斉義公の時代には、城下で鰻行の元締めを仰せつかったという創業200年の老舗。
鰻は愛知県と千葉県から毎日仕入れ、店の地下から汲み上げる井戸水を用いて常に“活きた状態”に。
それを熟練の職人が割き、炭火で焼き上げる。
店の味そのままを愉しめる各種持ち帰りメニューは、家族が集まる大切な日から接待等のビジネスシーンまで様々なもてなしの機会にぴったりの逸品ばかりだ。

肝焼き入りうな重をはじめ、1万1000円相当の会席料理が贅沢に詰まった「二段会席膳」(9720円)。2日前の18時までの要予約。

本格うな重が愉しめる「折うな重」。週末は混みあうので、ネットでの事前予約がおすすめ。2日前の18時まで要予約。

蒲焼割烹 大観楼

住所
宮城県仙台市青葉区一番町3-9-5
電話
022-221-7575
時間
11:00~14:00、17:00~21:00
休日
月曜
WEB
https://daikanrou.gorp.jp/

 

シンプルこそ至高。素材際立つ料理とワインの妙。『ワイン&フード ARGENTO(アルジェント)』

湧水豚は臭みがなくしっとり。塩とマスタードで味わう「湧水豚のグリル」(1958円)なら脂の甘味がよくわかる。

セラーに並ぶ世界のワインは300~400種。
銘醸酒もグラスで提供するなど、気取らず愉しめるサービスがワインラバーの心を掴む。
素材を重視した料理も、ワインとの時間を豊かなものに。
オーナーの出身地である秋田の野菜、北海道から生の状態で仕入れる湧水豚など、素材の良さを生かしたシンプルな料理は、ワインとの相乗効果で味わいが増幅。
ペアリングも行っており、ワインの新たな魅力が発見できる。

時期により秋田産のみずみずしい野菜が登場する「旬のバーニャカウダ」(1628円)。ソースは生クリームで濃厚に仕上げた。

赤エビを丸ごと使用。パン粉に加えたハーブやチーズ、ガーリックオイルの香りが広がる「海老の香草パン粉焼き(2尾)」(1078円)。

ワイン&フード ARGENTO(アルジェント)

住所
宮城県仙台市青葉区一番町4-4-2 イマス一番町Kビル2F
電話
022-738-9843
時間
18:00~翌3:00(LO翌2:00)、日曜、祝日18:00~24:00(LO23:00)
休日
無休
WEB
https://www.instagram.com/argento_wine_food/

 

「すき焼きだけで大満足」を叶える新たな概念。『すき焼き 秋藤(あきふじ)』

「すき焼き 蔵王牛ロース」(2枚 3280円)。南部鉄器の鍋により、肉はふっくら、旨み豊か。卵黄を絡めて豪快に。

特別な日だけでなく、普段の外食に「すき焼き」という選択肢を。
『秋藤』が提供するのは、クオリティの高いすき焼きを「単品」で気軽に味わえる独自のスタイルだ。
肉は、赤身と脂のバランスがいい「蔵王牛」、脂が甘くとろける「山形牛」と、厳選したブランド牛を大判サイズで用意。
秋田県のマルキク醤油を使ったまろやかな割り下が、肉の旨みを引き立てる。
一人前から注文できるため、「一人すき焼き」も可能だ。

街中の喧騒を忘れさせる落ち着いた店内。カウンターとテーブル席で構成され、上質な肉を気取らず味わえる雰囲気だ。

鰹だしで楽しむ「涌谷豆腐の揚げ出し」(880円)は、大豆の風味がしっかりと楽しめる。イクラを添えてワンランク上の仕立てに。

すき焼き 秋藤(あきふじ)

住所
宮城県仙台市青葉区一番町3-8-20 1F
電話
022-724-7630
時間
11:30~14:00(LO13:30)、17:00~24:00、日曜、祝日11:30~14:00(LO13:30)、17:00~23:00
休日
不定休
WEB
https://www.instagram.com/akifuji_ichibancho/

 

五感で春を悦ぶ、芸術的な懐石料理。『京いろ おりふし』

曲水盛りの八寸は、和歌が書かれた食器や彩りあふれる食材で、平安時代の「曲水の宴」を表現。「おまかせ懐石」で楽しめる。

食材、器、盛り付け、演出の全てで四季の風情を表現し、丁寧に取っただしの旨みで素材の味を引き立てる「京料理」。
『おりふし』は、そんな京都の食文化を堪能できる店だ。
懐石の中盤を彩るのは、まるで芸術作品のような八寸。
4月は、桜鱒やエンドウ豆、フキノトウなど春の味覚を使い、平安時代の宮中行事「曲水の宴」をテーマに仕立てている。
繊細な仕事が光る料理の数々に、会話にも花が咲くだろう。

「おまかせ懐石」で楽しめる「花山椒と仙台牛の鍋」(2名~)は季節の限定メニュー。仙台牛や山菜を、爽やかな香りの花山椒と上品な旨みの昆布だしで味わう。

店内は洗練された和の趣。カウンター席もあり、ゆっくりと懐石を味わうことができる。

京いろ おりふし

住所
宮城県仙台市青葉区一番町4-3-22 一番町センタービルB1F
電話
022-216-2167
時間
11:30~14:30(最終入店13:00)、17:00~22:00(最終入店20:00)
休日
日曜、ほか不定休
WEB
https://www.instagram.com/orihusi/

 

40年以上愛される名店で、厳選和牛を心ゆくまで。『和牛焼肉 三水苑 国分町本店(わぎゅうやきにく さんすいえん)』

写真手前より「厚切りハラミ」「5秒炙りロース」「厚切りロース」「和牛タン」。全て厳選した和牛を使用した看板メニュー。

仙台で焼肉の名店として、多くの常連客に愛される三水苑。
40年以上前に1号店が営業を始めた国分町に、3月7日に新店舗としてお目見え。
和牛のおいしさをこれまで以上に追求すべく、仕入れから仕込み、熟成に至るまで手間暇をかけ、肉本来のうまさを引き出している。
開店当時から受け継がれている自家製のタレも健在。
最上級でありながら、老舗ならではの親しみも感じる、成熟した味わいを堪能しよう。

座席数を絞り、テーブルの間隔にゆとりをもたせた真新しい店内。安心・安全を心がけた空間で、ゆっくりと味わえる。

どこか懐かしさを感じる、趣深い店構え。長年老舗の味を愛する常連はもちろん、評判を耳にして訪れる客も多い。

和牛焼肉 三水苑 国分町本店(わぎゅうやきにく さんすいえん)

住所
宮城県仙台市青葉区国分町3-5-16 センテンス定禅寺1F
電話
022-263-7864
時間
17:00~24:00
休日
月曜※変更になる場合あり
WEB
https://www.instagram.com/sansuien_kokubuncho/

※各掲載店の詳細記事はKappo vol.123(2023年4月5日発行号)に掲載されています。
誌面の記事でぜひご覧ください。

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