PHOTO_池上勇人
TEXT_ナルトプロダクツ
女川のまちは、とてもオープンで人懐っこい。昔から大型の漁船が多く立ち寄る港町であり、外来の人々を素直に受け入れ、うちとける気質が続いているのだろう。最近では居酒屋やバーといった夜営業の飲食店も増え、うまい酒と魚、人との語らいを楽しむことを目的に訪れる人も増えている。そんな人々にとっての優しい止まり木であり、穏やかな眠りを求めて帰りつく場所となるのがこの『ホテル・エルファロ』なのだ。
トレーラーハウスの部屋タイプはスタンダードツイン(1~3名)が48室にロフト付きのツイン(1~4名)が14室。それぞれの棟は海風の通り道を計算して配置され、目線の行く先もプライバシーを守る設計がなされている。
「女川のまちを、おいしさを、そこに暮らす人たちを、たくさんたくさん楽しんでください」。その一心で親身なサービスに努める『ホテル・エルファロ』は、女川のまちを照らすもうひとつの灯台なのだ。
■ Kappo 2020年1月号 vol.103 ■
巻頭特集「五感が開く宿」にて、宮城+近県+栃木エリアにある宿を紹介しています。
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