Kappo 仙台闊歩

EVENT 2020.12.27

【神様散歩 web版】 三が日にこだわらない2021年の特別な初詣  「幸先詣(さいさきもうで)」と「のんびり初詣」 ~宮城の神社10選~

TEXT:三浦奈々依
フリーアナウンサー・神社仏閣ライター・カラーセラピスト。ラジオ番組にて15年にわたり、アーティストインタビューを担当。現在はDatefmにて毎週土曜12時放送「IN MY LIFE」のパーソナリティーを務める。東日本大震災後、雑誌Kappoにて約7年にわたり「神様散歩」の連載を執筆。心の復興をテーマに、神社仏閣を取材。全国の神社仏閣の歴史を紹介しながら、日本の文化、祈りの心を伝えている。被災した神社仏閣再建の一助となる、四季の言の葉集「福を呼ぶ 四季みくじ」執筆。

POINT

2020年は新型コロナウイルス感染症の世界的大流行があり、当たり前だと思っていたことが当たり前ではないということに気づかされ、日常のありがたさというものを痛感した一年だったと感じています。皆さんはいかがでしょうか。 さて、今でこそ一年の福徳を司る吉神さまがいる方角の神社をお参りする恵方参りや、遠方への初詣が盛んに行われるようになりましたが、かつてお正月は年神(祖霊)と歳徳神を迎えるため、みな家にこもり、静かに過ごすものだったそうです。 お盆同様、お正月にもご先祖様が帰ってくると信じられていたのですね。 現在のにぎやかな初詣の様子からは想像もつきませんが、2021年は昔に立ち返ってお籠りをしながら新年をお祝いしませんか? 各神社でも三が日にこだわらず1月いっぱい、また神社によっては2月の節分までの「分散参拝」を呼び掛け、境内での滞在時間を短くするため、破魔矢などの縁起物は前倒しして販売しています。 また、年内に「幸先よく新年を迎えられますように」という願いを込めて参拝を前倒しする「幸先詣(さいさきもうで)」の試みも始まっています。 2021年はこれまでにない特別なお正月といえるかもしれません。 神さまによきに計らっていただけるよう、三が日にこだわらず、密を避け初詣へ。 今回は、連載「神様散歩」を通じて取材してきた神社の中から、宮城県内に鎮座する霊験あらたかな10の神社をご紹介しましょう。

宮城県塩竈市「鹽竈神社」 心身を清め、幸せな未来へと導く塩の神さまのご加護をいただく

陸奥国一ノ宮の格式を有し、全国から篤い崇敬を集めている「鹽竈神社」は、不入の森として護られてきた一森山に鎮座する、塩竈市のシンボルともいえる神社です。

主祭神は、兄の海幸彦の大切な釣り針を失くした山幸彦に竹籠の小舟をつくり、海神の宮へ案内したとされる鹽土老翁神(しおつちおぢのかみ)。

神社といえば正面に主祭神をお祀りするのが一般的ですが、鹽竈神社は正面に鹿島・香取の神を祀る左宮と右宮、向かって右手に主祭神である塩土老翁神を祀る別宮があります。

鹿島・香取の神は、伊達家の守護神。藩主が仙台城から遙拝出来るよう配され、海上守護の御力を持つ塩土老翁神に海難を背負って頂くよう、松島湾に背を向ける形で社殿が建てられたと伝えられています。まずは、右手の別宮から参拝しましょう。

塩土老翁神は潮の満ち引き、人の生死を司る、ひいては安産の神さまであり、人生に迷い、立ちすくんだ時に力を授けて下さるお導きの神さま。心機一転頑張りたいと願うなら鹽竈神社へ。気枯れが穢れにつながります。強力な祓いの力を秘めたいにしえの神さまのご加護をいただきましょう。

志波彦さま、鹽竈さまのご神徳のもと疫病退散を祈念した特別な護符、神前よりおさげした御神塩もおすすめです。御神塩はことにふれた時の祓い、玄関先などの盛り塩としてお使いいただけます。

 現在、鹽竈神社ではコロナウイルス感染拡大防止のため、手水舎は柄杓を使わない流水式に変更。接触感染を避けるため、参拝の時に鈴を鳴らすための「鈴緒」の使用を禁止。御朱印はすべて書き置きでの授与となっています。また、初詣は三が日にこだわらず、節分の頃までの間で分散してのお参りを推奨しています。詳細はホームページの「コロナ禍における令和3年初詣対策」をご覧ください。

鹽竈神社

住所
宮城県塩竈市一森山1-1
電話
022-367-1611
WEB
http://www.shiogamajinja.jp/
宮城県仙台市「大崎八幡宮」 政宗公創建の美しき神社で祈りを捧げる

大崎八幡宮は仙台藩祖・伊達政宗公によって創建され、仙台の総鎮守として、厄除け、除災招福や必勝、安産の神さまとして篤く崇敬されています。

遠くから眺める社殿は落ち着いたものですが、近づくにつれて朱と金に飾られた垂木(たるき)、鳳凰や麒麟、水鳥や花々と極彩色で埋め尽くされた軒下の装飾が見えてくるようになると、その美しさに息を飲みます。

政宗公は戦によって荒廃した町、希望を見失った人々の心を立て直すため、伊達家で生まれた伝統的な文化を土台に、当時の文化の粋である豪華絢爛な桃山文化を用いて、大崎八幡宮等の神社仏閣を創建し、七夕まつりといった年中行事の復活に力を注ぎました。

願いが書かれた色とりどりの短冊が笹竹に結ばれ、流麗な桃山様式の社殿の前に飾られる大崎八幡宮の七夕祈願祭は、仙台の夏の風物詩となっています。

2020年にかけられた願いは、年が明けて行われる正月送りの行事、松焚祭(まつたきまつり)で焚き上げられます。神社が鎮座する鎮守の森の美しさも大崎八幡宮の魅力です。

大崎八幡宮の正面にある一之鳥居をくぐると、石造の二之鳥居が見えてきます。四ツ谷用水掘りに架かる橋を渡り、生命力の象徴とされる常緑樹の榊に抱かれた石段をのぼって参拝するもよし、ひっそりとした北参道も春夏の青々とした緑、紅葉に染まる秋、凛とした空気漂う冬と、四季折々の風情を味わうことが出来ます。

 大崎八幡宮では新型コロナウイルス集団感染防止のため社殿正面の鈴の緒を取り外し、各所にアルコールスプレーを配置するなどの対策を取っています。お正月期間を1215日から131日と定め、縁起物などを領布。祈願札や御守りの郵送での申込みも承っています。詳しくはホームページ内の「令和3年初詣ご案内」をご覧ください。

大崎八幡宮

住所
宮城県仙台市青葉区八幡4丁目6-1
電話
022-234-3606
WEB
https://www.oosaki-hachiman.or.jp/
宮城県仙台市「亀岡八幡宮」 365段の出世の階段をのぼり、挫けない力を賜る

松尾芭蕉がのぼったと伝えられる出世の階段。

長い時の中で戦火や地震を経てきた365段の石段を、一段一段のぼることは、人生を積み重ねていくことと一緒なのでしょう。

どんなに苦しくても一歩一歩、歩みを進め、頑張り抜いた先に出世が待っている。そう思うと、長い石段に息をきらしながらも「さあ、がんばるぞ」と力が湧いてきます。

桜の名所としても知られる亀岡八幡宮は、政宗公より遡ること十七代、伊達氏の始祖である伊達朝宗(ともむね)公によって創建されました。

苔むした階段をのぼりきると、木々の向こうに仙台の美しい街並みを望むことができます。

伊達藩の氏神とされる亀岡八幡宮は、創建から八百余年、伊達氏代々、感謝の祈りを捧げ、藩の安泰、領内の平穏、民の安寧を祈ってきました。仙台藩の軍旗にもその名が記されています。境内に流れる空気は穏やかでやさしく、心癒される神社です。

取材に伺った際、宮司様が話して下さったのは、感謝の心の大切さでした。

「今使っているペン、ノート。あなたが自分で作ったものは何もないでしょう? そう思えば、生活のすべてが御神徳。おはようございます、いつもお世話様ですと、私たちが普段何気なく交わしている挨拶も感謝の心。神さまと人、人と人、良い関係を築くためには気持ちの表し方が大切ですよ」、と。

2021年という新たな一年。出世の階段をのぼって気持ちの良い汗を流し、感謝の祈りを捧げることから始めませんか。もう頑張れないと心が挫けそうになったときは、365段の石段をのぼって、神頼み。きっと、心が元気になります。

亀岡八幡宮

住所
宮城県仙台市青葉区川内亀岡62
電話
022-213-2231
WEB
http://hachimanguu.org/
宮城県仙台市「榴岡天満宮」 牛とご縁の深い神さまに願いをかける丑年の初詣

「榴岡天満宮」の御祭神である菅原道真公には牛にまつわる逸話が多く、牛との関係が深いことから、全国の天満宮、天神社には撫で牛が祀られています。

「杜の都の天神さま」と呼ばれ親しまれてきた榴岡天満宮の撫で牛は、かすかに微笑んでいるようにも見え、参拝に訪れる人の心を和ませています。

全国の天満宮のご祭神菅原である道真公は、乙丑(きのとうし)の年、承和12(845)年に誕生しました。

また、轜車(じしゃ)を「人にひかせず牛の行くところにとどめよ」という遺言を残し、太宰府天満宮に埋葬されることとなり、延喜19(919)年には勅命により立派なご社殿が建立されたと伝えられます。道真公の命日もまた、延喜3年2月25日は丑年の丑の日でした。

丑年の2021年は、ぜひとも牛とご縁のある榴岡天満宮を参拝しましょう。

学問の神であり、人々が恐れ、敬った祟り神として知られる道真公ですが、実は東日本大震災と酷似するとされる貞観の大地震について詳しく書き記された、平安時代の歴史書『日本三代実録』の編纂の中心を担いました。奇しくも榴岡天満宮は、貞観地震の再来と言われる東日本大震災によって再建を余儀なくされました。

無実の罪を着せられ太宰府へと配流され、悲運の最期を迎えた後、人間から初めて神さまとなった道真公は、あらゆる感情を背負い頑張る人たちにきっと大きな力を授けてくれるはずです。自分に喝を入れるため、榴岡天満宮で新年の抱負、目標を絵馬にしたためるのもいいでしょう。

榴岡天満宮では時期をずらしての参拝、境内ではマスクの着用を推奨しています。1月中の御朱印は混雑が予想されるため、時間に十分な余裕がある方のみお越し下さいとのことです。詳しくはホームページ内の「令和3年新年祈願祭並びに授与所開所時間について」をご覧ください。

榴岡天満宮

住所
宮城県仙台市宮城野区榴ケ岡105-3
電話
022-256-3878
WEB
http://tsutsujigaokatenmangu.jp/
宮城県仙台市「仙台東照宮」 天下人からあなたに贈られる新年の御遺訓(ごいくん)

宮城県最古といわれる鳥居をくぐると、伊達家一門奉納の石燈籠が立ち並ぶ表参道の石段。隋神門から後ろを振り返ると、南北にまっすぐに延びる宮町通りが一望できます。

神社と共に歴史を刻んできた美しい街並みの風景も、仙台東照宮の魅力のひとつでしょう。

江戸時代から明治へと時代が移行する中で、存続の危機を迎えた仙台東照宮を救ったのは、この宮町を中心とする仙台市民の変わらぬ信仰心でした。

この地に祀られているのは、二百六十余年にわたる平和な時代の礎を築いた徳川家康公。

白木造りの質素な拝殿の前に立つと、その清しさに心が洗われるようです。

拝殿の奥に秘する本殿には、まるで絵巻のように彩られた天女や龍の彫刻が光を放ち神々しいまでの美しさを放っています。それは、家臣を大切にし、自らの華美や贅沢をよしとしなかった、神となった家康公のためだけに施された美。私たちは直接拝することが出来ません。そのゆかしさもまた、東照宮という神社が放つ奥深い魅力となっています。

東照宮を参拝の際は、家康公の「御遺訓(ごいくん)おみくじ」を引きましょう。人生の指針となる家康公の言葉が記されています。東照宮の一日のお務めは、家康公の御遺訓の奉唱から始まるそうです。

新年の始まりに、皆さんは家康公からどんなお言葉を賜るのでしょうか。

 毎年10万人以上の人が初詣に訪れる東照宮ですが、2021年は正月三が日に限らず、22日の節分まで分散しての参拝を呼び掛けています。特に11日、114日は大混雑が予想されるのでご配慮ください。新年のお札(お正月様)、お守り、破魔矢、土鈴などの全ての縁起物は121日から頒布を始めており、新年の厄祓、家内安全祈願、商売繁盛祈願、合格祈願などは12月中にお受けいただくことが可能です。仙台東照宮では、お札、お守りの授与、御祈祷など正月期間を過ぎた後も年中無休で行っています。境内の様子をリアルタイムで配信。混み具合をご確認いただきご参拝ください。詳しくは「令和3年初詣のご案内」をご覧ください。

仙台東照宮

住所
宮城県仙台市青葉区東照宮一丁目6番1号
電話
022-234-3247
WEB
http://s-toshogu.jp/
宮城県仙台市「青麻神社」 清水湧く仙境の地でミステリアスな神さまと出会う

清らかな湧水をたたえた仙境の地に佇む古社には、日・月・星の神々が祀られています。

日は天照大御神(あまてらすおおみかみ)、月は月読神(つきよみのかみ)、星は天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)です。

天之御中主神とは、天地(あめつち)がはじめて開けたとき、神々の世界の高天原(たかまのはら)に最初にあらわれた神さまであり、天の中心の神さまと言われていますが、天之御中主神を祭神とする神社は仙台でも珍しいでしょう。

青麻神社は全国に約190の分社があると言われていますが、宮城県の青麻神社はその総本社です。

こちらの神社は清らかな湧水が有名で、皆さんペットボトル持参で参拝に訪れます。

境内の木々が放つ濃密な空気の中に神々の気配を感じることができます。

取材で伺った際、宮司様が「何のために生まれてきたのか、真剣に考えたところで生きた結果が生きた意味になるのでしょう。実際にお参りにいらしていただければ、きっとそれぞれに受け取ってもらえる何かがありますよ」と話していらっしゃいました。

青麻に輝く日・月・星の神々に祈りを捧げるひととき。

何も願わず、何も考えない無の時間を意識して、流れる風や匂い、聴こえてくる音に耳を澄ませてみましょう。そこで感じる思いこそが、神さまからあなたへ贈られるメッセージかもしれません。

 新年のご祈祷は12月15日頃から1月末日までを新年特別祈祷として斎行の予定。また、神符・御守・破魔矢・熊手・干支土鈴なども12月15日頃から授与の予定です。詳しくはホームページ内「青麻神社からのお知らせ」をご覧ください。

青麻神社

住所
宮城県仙台市宮城野区岩切青麻山
電話
022-255-6670
WEB
http://www12.plala.or.jp/aosojin/
宮城県岩沼市「金蛇水神社」 万物を潤す水の女神に感謝の祈りを捧げ、豊かさを得る

岩沼市に鎮座する金蛇水神社は、水の神である水速女命(みずはやめのみこと)をお祀りしています。

金蛇水神社というと「金運」「蛇」の神社と認識している方が多いと思いますが、花、人、万物を潤す水は命の根源であり、人々はいにしえより水神さまに厄除けや病気平癒を願ってきました。水神様が蛇神様とされるのも、脱皮を繰り返し、命を更新していくことによるもの。金蛇水神社は、他にもさまざまな性格を持ちます。

商人にとっては商売繁盛、金運円満の神、沿岸部の漁師たちにとっては海上安全、大漁祈願の神さまであり、今では少なくなりましたが、宮城県南部から福島県の内陸部では養蚕の神さまとして信仰されてきました。

金蛇水神社は氏子を持たない崇敬神社であり、多くの人々の篤い信仰により今日まで受け継がれてきた霊験あらたかな神社です。

金蛇水神社を参拝し、何度も宝くじが当たったがいるとタクシーの運転手さんに伺い、取材時、「豊かに生きる」ということについてお話を伺いました。

宮司様は穏やかな笑みを浮かべ、「人にはさまざまな欲望がありますが、人は他者のために存在します。そこに生きがいを見出し、生きていくもの。だからこそ人類は今日まで栄えてきたのではないでしょうか」と話していらっしゃいました。

多くの人の支えがあってこその今の自分。すでに手にしている豊かさに感謝をして、祈りを捧げましょう。

金蛇水神社では令和3年の初詣は感染症対策として分散参拝を推奨しています。2月25日(旧暦どんと祭)まで、初詣の時期を広く捉えていただき、マスク着用にてご参拝ください。またお正月の縁起物などは、12月15日より授与しています。詳しくは神社トップページをご覧ください。

金蛇水神社

住所
宮城県岩沼市三色吉字水神7
電話
0223-22-2672
WEB
http://kanahebi.cdx.jp/
宮城県仙台市「旅立稲荷神社」 人生の新たな旅立ちを見守ってくれる町のお稲荷さん

初めて訪れたのに、どこか懐かしさを感じる神社ってありませんか?

広瀬川のほとりに佇む「旅立稲荷神社」、通称「旅立ちさん」は、まさに故郷にも似たやさしい空気を漂わせる神社です。

おじいちゃんとおばあちゃんのような、味わい深い表情の狛犬様に心ほっこり。

境内から土手へと続く階段をのぼると、悠々と流れる広瀬川が眼前に広がり、犬を連れてのんびり散歩を楽しむ人の姿も見かけられます。

実は、東京方面に向かう新幹線の中から、旅立さんの赤い鳥居と社殿が見えます。

知らず知らずのうちに旅立ちさんに見守られ、旅をしてきたのだと思ったら、懐かしさを感じる理由が分かりました。

京都の伏見稲荷大社の御分霊を祀るこちらの神社。名づけ親は、かの伊達政宗公です。

初めて上洛する際、ここで旅の道中の安全を祈願したと伝えられ、無事に着京できた神恩に感謝して旅立大明神という名を贈り、伊達家上下の際は必ず旅の安全を祈るようになりました。

寛永13(1636)年、政宗公は旅立大明神に見送られ、江戸へ向かい、約1か月後、桜田屋敷で生涯に幕を下ろしました。人生の旅を終え、生前さながらの大名行列で仙台の地へ戻ってきた政宗公を迎えたのも旅立大明神、旅立ちさんでした。

その名の通り、旅行はもちろんのこと、就職、転勤、結婚など人生のあらゆる旅立ちの時を守り導く神さまです。

旅立ちさんでは300円で、旅先から無事カエル、幸せカエルといった願いが込められたお守りを授与していただけます。旅行へ出かける予定のある方や、仕事で出張の多い方など、参拝されてはいかがでしょうか。

 旅立稲荷神社では年が明けた深夜12時からお守りとお札を授与していただけます。

旅立稲荷神社

住所
宮城県仙台市若林区若林2-1-3
電話
022-286-5103
WEB
https://www.miyagi-jinjacho.or.jp/jinja-search/detail.php?code=310010041
気仙沼市「早馬神社」 すべてのことが万事、早くうまくいく導きの神さま

気仙沼に鎮座する早馬神社創建にはドラマがありました。

源頼朝公の死後、第一の家来とされた景時(かげとき)公が命を奪われ、その兄である梶原景實(かねざね)公が世を憂いながら鎌倉から逃げ、唐桑の石浜に立ち寄った際、どことなく鎌倉に似たこの町に懐かしさを感じて庵を建て、頼朝公と景時公の御影を安置し、菩提を弔ったのが早馬神社の長い歴史の始まりと伝えられています。

その後、代々梶原家が守り継いできた海の神社は震災時、避難場所となり、町の多くの人々の命を守りました。

早馬神社の御祭神は、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)。

安産・子育てに御利益のある神社として、また、勝ち馬必勝、受験・仕事・衣食住にまつわるすべてのことが万事『早くうまくいく』御神徳があるとして厚く信仰されています。

奥宮はレジャー施設「漁火パーク」から20分ほど登った、早馬山の山頂に鎮座します。

360度の大パノラマが広がる奥宮から眺める島々、青い海は時間や季節によって表情を変え、自然に宿る神々の力を感じることが出来るでしょう。

五行思想に基づく早馬神社の5色(赤、緑、黄、青、白)を重ねて切り込んだ御幣束は、白一色が一般的である伝承切り紙のなかで、鮮やかな色彩に心が華やぎます。郵送にての申し込みも受け付けています。

 毎年1月1日には歳旦祭が行われ、県内外から多くの参拝客訪れます。

また、一貫して、生と死をテーマにした詩を書き続けた詩人 梶原しげよ(かじわらしげよ)は、早馬神社の社家に生まれました。その功績を讃えるため、2017年の秋に生家である早馬神社の境内に「梶原しげよギャラリー」が開館。風や空と自由に話す詩人といわれたしげよの美しい言葉の数々に触れることが出来ます。年中無休となっていますので初詣と合わせてお楽しみください。

 早馬神社初詣期間は202111日~23日まで。11日は0時から1730分まで参拝可能となっていますが、イベントの開催時間や施設の営業時間等が変更になる場合もございます。事前にご確認のうえ、お出かけください。詳しくは神社ホームページをご覧ください。

早馬神社

住所
宮城県気仙沼市唐桑町宿浦75
電話
0226-32-2321
WEB
https://hayama.jinja.jp/
宮城県石巻市「金華山黄金山神社」 燃え盛る炎に包まれて願いをかける海の神社

金華山は島全体が聖地とされ、三年続けてお詣りすれば、金に不自由はさせますまいといわれ、金運、開運、商売繁盛を願う人々が数多く参拝に訪れる黄金山神社が鎮座しています。

鮎川港・女川港より定期船に乗って、島へと向かう時間から参拝は始まります。金華山への航路がもはや参道です。

鉱山の神である金山毘古神 (かなやまひこのかみ)・ 金山毘賣神 (かなやまひめのかみ)をお祀りしている黄金山神社は神仏習合時代、辯財天 (べんざいてん)を守護神として、その名を金華山大金寺と称し、多くの信仰を集める女人禁制の地でした。

明治2年、神仏分離令により、仏号を除き黄金山神社となり、女人禁制も解かれました。

辯財天のお遣いが蛇であることから、巳の日を選んでお詣りに訪れる人も多く、六十日毎に廻る「己巳(つちのとみ)の日」には、10時より祈弁天堂にて市杵島姫神(仏号辯財天)様の御縁日祭が行われています。令和3年の己巳(つちのとみ)の日は1月21日木曜日です。

金華山へ参拝に訪れたら、ご祈祷をおすすめします。神社界では珍しく護摩の火をつかう大護摩祈祷は、神仏習合時代の古くから修験者により盛んに行われ伝わるもので、護摩の火によって災難を追い払い、焼滅を計り、新しい運勢を生じさせることによって祈願成就を願うというもの。

護摩木に火がくべられ、祝詞が奏上されるひととき。大きく燃え盛る炎に心と体のよどみが一気に清められ、心の中の願いに命が宿った気がしました。

黄金山神社では元朝詣り、元日の午前零時より新年を寿ぐ(ことほぐ)祭典を斎行。また、1日から7日迄の一週間を七朝祭祭典期間として、特別に大護摩祈祷をうけられた皆様を、御本殿昇殿参拝にご案内します。

コロナ対策についての詳細は「コロナ禍における初詣について」をご覧ください。

金華山黄金山神社

住所
宮城県石巻市鮎川浜金華山5番地
電話
0225-45-2301
WEB
https://kinkasan.jp/

POINT

2021年は新型コロナウイルスの影響で日々状況が変化していますので、最新情報については各施設のHPなどをご確認ください。 参拝の際も3つの密、「密閉」「密集」「密接」を避けるよう心がけましょう。 私はお正月前に、今年もお世話になりましたという感謝の思いと、2021年がよい年になりますようにという願いをお伝えするため「幸先詣(さいさきもうで)」へ出かける予定です。 2021年がすべての皆様にとって、希望に満ちた素晴らしい一年になりますように。

BACK TO LIST
【名宿で贅沢なひとときを】一度は泊まりたい、宮城県内の宿7選前の記事へ
【web連載】麺を食べる愉しみ ~第2回 年の初めに食べたい心身を癒す一杯「三日とろろそば」~次の記事へ