【山形県金山町】触れに行きたくなる「金山の時間」

TRAVEL PR 2024.05.11

山形県の最北部、秋田県との県境にある金山町。
地域に残る大切な「モノ・コト・ヒト」を通して、訪れる人たちが地域を知り、感じ、楽しみ、親しむ。
変わらぬものと変わっていくものを確かめに、通いたくなる町・金山町を訪れてみよう。

《金山町の魅力に触れられる場所》

１）大堰（おおぜき）
２）金山住宅（かねやまじゅうたく）
３）マルコの蔵（くら）
４）グリーンバレー神室（かむろ）
５）ホテルシェーネスハイム金山（かねやま）
６）神室キャンプ場（かむろキャンプじょう）
７）セラピーファームめごたま
 ８）道楽神室ベース（どうらくかむろベース）

暮らしを眺め、歩く町

「街並み（景観）づくり100年運動」により、官民一体で景観を中心に据えた「まちづくり」を行ってきた金山町。
町を特徴づける景観の一つが「金山住宅」だ。
町土の78％が森や山々に囲まれ、町の産業は林業と農業が中心。
町の景観を統一するのは、この地の材木を使って、地域に根付いた職人の技術によって建てられる、「屋根は切り妻屋根で色をこげ茶または茶または黒色、外壁は白を基本」とした住宅。
また金山町では、「町全体を風景としてとらえ、周囲の自然や歴史的資産が美しく見え、かつ住民が住みやすく、風景と調和する美しい町を形成する」という基本理念のもと、まちづくりを推進。
街並みを見ながら歩くだけで、脈々と受け継がれる伝統や文化、歴史を体感することができる。
町の中心部を通る旧羽州街道沿いには金山住宅が数多く立ち並び、町民から譲渡された蔵をリノベーションした「マルコの蔵」をはじめ、ショップや休憩所として開放されている建物も。
数十年もの間変わらずに受け継がれてきた街並みを、中心部をめぐる農業用水路「大堰」のせせらぎに耳を傾けながらのんびりと散策して、”金山の時間”に浸りたい。

１）大堰（おおぜき）

昭和52（1977）年から昭和58（1983）年までの 7年間をかけて造られた、金山川から取水している農業用水路「大堰」。
町内の景観に調和し、優雅に泳ぐ鯉も鑑賞できる（4月末～11月中旬頃まで）。
平成15（2003）年度「次代につなぐやまがた景観賞」受賞、平成4（1992）年度「疎水百選」選定。

住所／山形県最上郡金山町大字金山112

２）金山住宅（かねやまじゅうたく）

白壁と切妻屋根の外観が特徴。
金山で育った木材や伝統的な材料を使い、気候風土にも適応する。
年数が経過しても「美しく古びる」建物で、ふんだんに使われた金山杉によって心休まる空間を演出。

３）マルコの蔵（くら）

江戸時代の老舗の商家が所有していた「マルコの蔵」を整備した「金山町街角交流施設」。
西蔵には展示スペースや街並みづくりの資料室、東蔵には金山の特産品を販売する店舗やカフェ、展示ギャラリーがある。

住所／山形県最上郡金山町大字金山363
電話／0233-32-1212
営業時間／9:30～17:30
休み／無休（但し、年末年始は休業）

雄大な自然に触れる

ちょっと足を伸ばせば、山や森にまみれて豊かな自然に触れることができるのも金山町の魅力。
町の中心部から10分ほど車を走らせれば『グリーンバレー神室』にたどり着く。
ここは、雄大な神室山の麓に広がるレクリエーションエリア。
真っ青な空と緑の稜線が見渡す限り続く夏には、澄んだ空気の中でキャンプやアクティビティ、ブナ林の木漏れ日の中での森林浴や虫捕りを。
また、山形県内４番目となる県民の森「遊学の森」にある木もれび館では、木工クラフトや自然・森林体験などの木に親しむ様々なプログラムを用意。
金山の森を体いっぱいに感じたあとには、『シェーネスハイム金山』へ。
ドイツ語で「美しい我が家」を表す名の通り、気兼ねなくのんびりと過ごすことのできる、温泉入浴施設を併設した滞在型リゾートホテルだ。
ここを拠点に金山町をはじめとした歴史ある最上エリアを巡るもよし、秋田へと足を伸ばすもよし、目の前の自然を満喫するもよし。
どこへ出かけても帰って来たくなる金山の森。”金山の時間”に身をゆだねて、心も体もリフレッシュしたい。

４）グリーンバレー神室（かむろ）