PHOTO_菊池淳智
TEXT_菅原ケンイチ
じめじめとした蒸し暑さが続くと、どうしても食欲が無くなりがち。
そんな今の時期にこそ食べたいのが、ツルっとさっぱり食べられるそばですよね。
昨年発売したKappo特別編集『本当にうまい そばの名店 宮城』から、ぜひ行ってほしい編集部おすすめのお店をピックアップ。
店舗の最新情報と合わせて、ぜひチェックしてみてください。
宮城にいながら山形スタイルのそばが食べられる人気店『萬乃助』。泉本店の店舗は地区80年の古民家を利用しており、広い座敷が何とも落ち着く。
ここのそばは自家栽培、自家製粉のものだ。山形の村山にある10ヘクタールの畑にでわかおりと最上早生を作付けしており、山形産100%の玄そばを毎日石臼の挽きぐるみで製粉している。
基本の二八は太さを3種類から選べるが、「一般より太目なので、最初は細打ちをおすすめしています」と社長の五十嵐勇一さん。他にも限定10食の十割そばがある。店のメニューには「げそ天」、「冷たい肉そば」、「ひっぱりうどん」など、山形ならではのものが並ぶ。
日ごと蒸し暑さが増し始める今時期、『萬乃助』では、夏ならではの味わいを楽しめる“夏季限定メニュー”がスタートしました。
第1弾は、特製鶏スープをベースに厳選した風味豊かなスパイスが香る「冷しとりそばカレー」(1100円・税込み)、ラー油の香ばしい風味と山椒の刺激が夏にぴったりな、岩沼店限定「冷し坦々まぜそば」(1045円・税込み)の2品を提供。
第1弾好評につき、さらに「香るサラダそば(※週末限定)」を第2弾としてラインナップに加え提供中。ごぼうチップと大根サラダを乗せた、ごまだれベースのヘルシーな一品です。
夏季限定メニューは第3弾も追加予定とのこと。
バリエーションに富んだ季節ならではの味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか?
■暑い日に食べたい! 宮城・仙台そばの名店■
①鹿落堂(太白区向山)
②手打ち蕎麦 山がた(青葉区本町)
③蕎麦と酒 おもたか(石巻市)
④手打そば 康正庵(青葉区中山)
⑤里山Dining 七ッ母里(黒川郡大和町)