Kappo9月号の特別企画「東北、話題の宿」から、温泉宿『山水荘』をご紹介します。
会津街道の宿場として1400年以上の歴史をもち、豊かな自然があふれる土湯温泉。
この地で、目の前を流れる荒川の恵みをそこかしこに感じさせる「水」をテーマにしたもてなしで、旅人たちを出迎えてくれるのが『山水荘』だ。
今年4月には創業70周年を迎え、今年は浴場などをリニューアル。
新しくなった「つれづれの湯」と「たまゆらの湯」をはじめ、「太子の湯」「淵の湯」「瀧の湯」と趣の異なる大浴場と5種の貸切風呂で、館内にいながらにして湯めぐりが可能。
露天風呂やオートロウリュのサウナ、水風呂も新設され、土湯の名湯と湯浴みの時間を心ゆくまで堪能できる。
また、15室ある源泉掛け流し露天風呂付客室「紫水亭」も装いを一新。
吾妻の雄大な景色を目の前に湯船に浸かり、爽やかな風を浴びながらデッキで涼む。
市街地より気温が低いため、夏の暑さをしのぐのにおすすめだ。
夕食は、福島牛や川俣シャモをはじめ、魚介や地場食材などの味覚がずらりと並ぶ会席料理。
すべての料理や飲み水に使用するのは、宿から山を分け入った先にある「たんがら山」の伏流水だ。
土湯の清流の恵みをふんだんに使い、料理長が腕を振るう。
素材の味わいを存分に引き出した逸品の数々に心躍るはずだ。
豊かな自然と多彩な風呂、そして美食。五感で体感する、里山の恵み。
目の前を流れる荒川のせせらぎを聞きながら、心づくしのもてなしに身を委ねたい。
★おすすめプラン★
「紫水亭」ジュニアスイートルーム 2名1室 1名3万7550円~
特別会席プラン〈夏編〉和室12.5畳「花鳥苑」 2名1室 1名2万2350円~